団体名 上沼田神楽保存会 (うえぬだかぐら)
団体所在地 岩国市錦町須川上沼田
各種指定   錦町指定無形文化財(昭和56年10月1日)
⇒岩国市指定無形民俗文化財(平成18年3月20日) ※市町村合併のため
起源  上沼田神楽は「古事記」に伝わる物語を演じるもので、起源は享保2年(1717年)以前と言われている。”幸せを求め、災いを防ぐ”神楽として、近隣の地区の神社を奉納してまわることで、古くから地区住民の気持ちを和ませ、心を通わせる手段にもなっていた。
 戦後、農村の過疎化が進み、伝承する若者もなく、一時は解散寸前の危機を迎えたが、戦後30年目、伝統文化を受け継ごうという若者たちの熱い想いで上沼田神楽は再び花開いたのである。
 昭和56年10月には錦町無形文化財の指定を受ける。以後、県内外の神社への奉納や各地イベントへの参加、海外公演を行うなど、積極的な活動を行っている。
保持演目
@天神地祇 清払いの舞
A火の神 火の神を産んだため妻を亡くした伊耶那岐命は、各地で災いを起こす火の神を斬り倒す
B大国主の神 豊葦原を巡る、天津神と大国主の命との交渉
C事代主の神 豊葦原を巡る、天津神と事代主の命との交渉
D芝鬼人 邇邇芸の命の御子、兄の火照理命と弟の火遠理命の争いの神楽
E薙刀舞 天孫降臨にあたり、猿田彦は天地の分かれ道で災いを起こす荒神を薙ぎ払う
F五郎の王子 陰陽五行に関する舞
G黄泉醜女 火の神を産んだために亡くなり黄泉の国へ行った伊耶那美命を伊耶那岐命が迎えに行く舞
H天の斑駒 高天原で暴れる須佐之男命が操る馬
I天の岩戸 天照大御神が岩戸にこもったために世界が暗くなる。神々は相談し、何とか大御神を出そうと試みる
J天孫降臨 大国主の神々との交渉で手に入れた豊葦原に天津神系の神々が降臨する舞
K八俣大蛇 高天原を追放された須佐之男命が、出雲の国で八俣大蛇を退治し、櫛名田比売を娶る
L滝夜叉姫 平将門は見に覚えのない罪を着せられ討たれる。その敵を討つため、娘五月姫は妖術を授かり、名を滝夜叉姫を改め朝廷に背く


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