神楽名 滝坂神楽舞(たきさかかぐらまい) ⇒山口県HP
団体名 滝坂神楽舞保存会
団体所在地 長門市
各種指定 山口県指定無形民俗文化財(昭和51年11月24日)
起源  滝坂の氏神・黄幡社は、1636年(寛永14)に勧請したと言われ、「明和元申甲年(1764)社殿建立」という棟札が残っている。黄幡社は、中国地方の山間部に多く分布し、五穀豊穣・牛馬安全の守護神として信仰されているが、滝坂においても、棟札の年代に、3年続きの大飢饉と牛馬の疫病から免れようと、厄払い祈願の神楽を奉納したと伝えられている。
 滝坂神楽は明治初年社人神楽の禁止に伴って農民の手に移り、以後神楽に奉仕するものは農家の長男を舞子とする習しを以って現在に至っている。
保持演目

@足均舞  舞始めで芝居の三番叟にあたる。ところによれば「さんば」というところもある。
A参舞(撒米)  舞台を祓い清める舞で、東西南北及び中央正面に向って「禊祓い」「六根清浄大祓い」を唱え、米を撒き散らす。
B所均舞  日本国土のはじまりをあらわす口上を唱え、村の繁昌、五穀豊饒を祈願する舞。
C天蓋舞  伊弉諾尊、伊弉冉尊、二神国生み、日の大神(天照大神)の御誕生に天上り華を降らし、雄竜、雌竜は大空に高く舞い飛び遊び、紫雲天にたなびき、美雲流れる中に天女の舞う姿をあらわす。
D幣四天の舞  四天王の、持国天(東方の護世王)、増長天(南方の護世王)、広目天(西方の護世王)、多聞天(北方の護世王)が東、西、南、北を護り鎮める舞。
E尉の舞  天鈿女命が天岩戸の前で舞うものであるが、舞は女性を忌むので老爺に代えて舞う。
F手刀男命舞  天の岩戸開きの舞
G四剣の舞  四人の神々が岩戸の前で天照大神を慰めようとする舞で悪鬼を払い、尾張熱田宮に祝込む舞。
H三宝荒神舞 火の荒き神を和め鎮める舞。
I帯の舞  安産を願い、子孫繁栄を願う舞。
J綱の舞  国中の荒振る神等を神掃う舞。
K登鉾の舞  老爺が卑俗な所作で、天の岩戸聞きを行う舞。登鉾は陽性、岩戸は陰性をあらわし、男女和合を象徴したもの。
L矢剣の舞  剣を持った将軍が、悪鬼払いの意味で、天の岩戸の前で舞うもの。
M山おうりの舞 
N三つ山舞
O両剣の舞  天の岩戸の前で一人の神が両剣で祝い舞う。
P宇太刀の舞  四剣の半分の舞。
Q当社の舞  悪鬼払いの意味の弓舞。
Rせりふの舞  四人の兄弟が親の財産分配について相談している時、もう一人の弟が自分も強引に配分にあずかろうとする。弟は立腹し、決闘しようといって退場、もう一人の弟が阿呆の真似をして兄弟喧嘩を猛烈に揶揄する。
S恵比須の舞  農作の手並と狩猟の手並を、田恵比須と磯恵比須が競い合う。磯恵比須の剽軽振りな舞。
21所望分の舞  番子大王は梵天で、梵天王は娑婆界を領し、日時を掌ったのでその子5人が、父の死後、日時を掌ることから争いを生じた舞。
22火の舞  荒びすさぶ火を和め鎮める舞。「オガラ(麻幹)」に火をつけて舞う。
23神明の舞  人間の世界と鬼の住む世界即ち魔性の世界とのへだたりを宣言する舞。
24舞終めの舞 


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