団体名 大波野神舞保存会(おおはのかんまい) ⇒山口県HP
団体所在地 田布施町
各種指定   田布施町指定無形民俗文化財(昭和59年4月5日)
⇒山口県指定無形民俗文化財(平成12年12月15日)
起源  お囃子に使う金属の打楽器の鉦に刻まれている銘から、1781年(天明1)には、あったことが分かり、舞子の持ち物が重んじられることや、曲目に出雲神話が語られることなどから、出雲流の神楽に属するものではないかと思われる。演じ方に中世以前の芸能を思わせる部分が多く残っていて、注目されている。
保持演目 @湯立(ゆたて) 神事の神降ろしに続いて、祓い清めの舞として最初に奉納する。田植えの所作は大波野神舞独特。
A勧請(かんじょう)  祓い清められた舞場に神々をお迎えする喜びを表現した舞。
B二刀(にとう)  五龍王兄弟の末弟竜王が、黙々と武術の練磨に励む様子を表現した舞で、二本の太刀を手に持って舞う。
C三神(さんじん)  基本舞の一つであり、神々が国を治められるその熱意とご苦労を称賛する勇壮な舞。
D三弓(さゆみ)  三人の弓の舞の半ばに、五郎、六郎が登場し、所務分けの様子を読み立てる。
E三宝荒神(さんぽうこうじん)  仏、法、僧の三宝を守護する荒神の舞。大波野神舞では代表的な子供舞。
F三鬼神(さんきじん)  三人の大明神が逃げようとする鬼神達を説得して、国造りに協力させようとする様子を表現している。
G四天王(してんのう)  八調子から太刀の舞まで、大波野神舞の基本がふんだんに織り込まれた四人舞の中に、モドキ、夫婦奴、薙刀までが登場する、何でもありの楽しい舞。
H葉鬼神(しばきじん)  八組の鬼神と神主との問答を中心とした舞で、柴すなわち榊のいわれを説く。
I恵比須(えびす)  別名「鯛釣り」ともいい、大国主命の御子、事代主命が人々に漁の方法や商いの道を教え給う様子を表現した舞。
J日本紀(にほんぎ)  別名「国すくい」ともいわれる。イザナギの命が混沌の中から島国、日本を創造されたという神事を舞にしたもの。
K七五三(しちごさん)  別名、注連口(しめくち)の舞といわれ、八調子、託宣、袖返り等、大波野神舞の基本舞の全てが収められた優雅な舞。
L六神(ろくじん)  神迎え神事の一部分で、神楽囃子の域を超すような急調子の奏楽に合わせて、六人の舞人が一体となって跳ねまわる。
M大将軍(たいしょうぐん)  弓の名手「大将軍」が「四弓」のいわれを説き、悪魔を射倒す。
N八関(はっせき) 
  ・葉鬼神(しばきじん):関松に至る花道に沿って鬼の小屋を八軒建てておき、綱下りの前に舞う鬼の舞。
  ・松の舞(まつのまい):綱下りに先立ち、関松を清める。
  ・綱下り(つなくだり):関松の頂上を天上界に見立て、日天、月天をいただき天上界を追われ地上へ向かう須佐男命の故事を表す。
O磐戸(いわと)  天児屋根命、天太玉命、天宇津女命、手力雄命と、それぞれ特徴のある舞を舞われて岩戸を開き、大神を岩戸より連れ出されたという。
画像

H17.10.2 八幡八幡宮奉納:四天王

H17.10.2 余田名合八幡宮


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